2013年8月7日水曜日

島田スイカ

久々の更新なのに土田牧場じゃない話題です

すいません・・・番外編ということで


我が家ではよく暗黙の物々交換します

親戚や友人に農家が多いので「旬」になると送ってきてくれます
どれも本当においしく、すぐ頂き、お返しに土田牧場製品を贈るというものです

数ある中でも親子共々心待ちにしているのが「島田スイカ」
品名ではありません 
専門学校で同期だった「島田君」が作っている小玉スイカです
これが実にうまい!
彼が送ってきてくれた小玉スイカと同じ品名の物を地元のスーパーで見つけ購入したところ、
まさに雲泥の差。

ちなみに非売品です
彼の本業は稲作 日本で一番有名な銘柄の米を作っています
丁寧な仕事をすることがあたりまえなんでしょうね
私は日本一旨いと思っています

8月に入ってすぐ送られてきました
段ボールの内側には天候不順のため大きく作れなかったことへの自責の言葉が・・・

味は期待通り いつもの島田スイカでした

作業中にスイカを冷やす妻 隣では仔牛用のミルクを温め中

うちの小坊主の顔がすべてを物語る






 

2013年7月6日土曜日

やなせなな東日本大震災復興支援コンサート

来週の土曜日(7月13日)に土田牧場にて「東日本大震災復興支援コンサート」を行います

歌う尼さん「やなせなな」さんのコンサートです
やなせななホームページ

NHKでその活動が放映されたり、去年もにかほ市へ来られているので、知っている方も多いと思います

土田牧場の店長が「やなせなな」さんのうたう「まけないタオル」プロジェクトに共感し、熱烈オファーをし開催が決まりました

入場は無料ですが、土田牧場にて整理券を配布しています 
当日、整理券が無くても入場できますが、整理券を持っている方から優先入場となります

まだまだ復興へはほど遠い状況です 小さなことでも少しづつ支援していきましょう

 
 
2013年7月13日 土曜日
 
土田牧場「ジャージーホール」にて
 
午後2時 開園
 
連絡先 土田牧場Tel 0184-36-2348
 
 

 


2013年6月14日金曜日

遅ればせながら・・・

牧草の刈り取り作業が始まりました

 
 

今年は牧草にとっては大変な年
春先の低温と季節外れの雪
肥料散布の時期を間違えると大変なことになるとこでした

そして干ばつ。 ほんとに干ばつ状態なんです
ここ一か月で雨が降ったのは、わずかに一日だけ
最近は6月初の5日連続の真夏日。

牧草が伸びる要因がどこにもない
天気が良いうちにやるのがセオリーなんだけど
短いままだと収量ロスが多く冬を越せない
いい天気の中、仲間たちが良い草を作っているところを横目で見つつ伸びきるのを待っていました

そして昨日やっとスタートしました
ただし、本気の牧草作業ではなく、雨が降ったら入れなくなる場所だけ(7~8ヘクタール程度)やりました 場長が戻ってきて開口一番「もうちょっとだ、もうちょっと伸びたらやる」

はいはい、例年通りの梅雨との戦いですね

基本、トラクターに乗るのは場長と私だけ 残りのスタッフと家族には迷惑かけるけど、牧草シーズン突入しました サポート宜しく!


2013年6月7日金曜日

放牧 始まりました

本当はもう少し草が伸びてからと思ったのですが、この晴天続きで牛達も我慢の限界に近いているようだったので、外に出しました


写っているのは場長です 奥にいるのはABS(秋田放送)さんです 今日、撮影に来てました
一通り走り回った後にゆっくり食べていましたよ


いつも見える場所に放牧しているわけではないので見つけられない時もあると思いますが、天気が良ければほぼ出しているはずです

仔牛も日向ぼっこです

2013年6月6日木曜日

子供牧場もリニューアル

ミルクハウスの改修に伴い、セントバーナー舎脇の狭いスペースに追いやられていた「子供牧場」が場所を移してリニューアルしました
 
場長さんとスタッフだけで作りました
 
いやぁ大変でしたよ パワーショベルで土地造成して、砂利を入れて鎮圧と整地 強度を高めるために鉄線のメッシュとスペーサーを使い、そこへ生コン(コンクリートミキサー車が持ってくるコンクリート)を流し込む それが固まらないうちに叩きながら整地 安全のことを考えて板のガードを設置
3日で仕上げました
 
 


 
 
広くなったので、みんなで仲良く遊んでくださいね
 
それと、なんと「子供牧場オフロード(仮)」を計画中です 完成したらお知らせします
 
 
 


 


リアル「期待の新人」

 
 
毎年の事なんですが、冬季、牧場ではネズミの害が発生します
 
 
その額、数万円以上・・・
 
牛乳を搾る機械や牛乳を冷やすタンクの電気部分に入り込み、センサーやら真空パイプやらをかじる・・・ それらは特殊な部品なので結構な値段がするんです あまりにもネズミにやられるので、メーカーさんが巡回に来た時に相談したところ 「結局、ハングリーな猫を飼うのが一番なんですよね」 とのこと  それはそうだろうけど、ネコだって買ったら高いし、そんな簡単に落ちてるもんでもない、牛乳を搾ってるところで殺鼠剤をつかうわけにはいかないので、渋々ネズミ取り用の粘着シートを設置 でもね、あれって寒いとくっつかないいんですよ
 
 
そんな折、同業者の会合にて、同業の親戚から「ネゴいらねが?」
 
 
彼女の牛舎で飼ってるネコちゃんが予定外の出産をしたとのこと ふたつ返事でもらう約束
 
一匹って話だった気もするが・・・先週我が家へネズミハンターとしての来場 ベットとご飯も一緒に
 
 
今はまだネズミくらいの大きさしかないから牛舎で愛情たっぷりに(特に子供たちから)育てられています 大きくなったら宜しくお願いします
 
 
 


2013年5月4日土曜日

にかほ高原

みなさん GWはいかがお過ごしでしょうか?

ここ数年はすっきりとした天気に恵まれていませんが、今年は例年にも増して寒いGWになっています 本来の清々しい「にかほ高原」を満喫してほしいのですが、後半にならないと太陽が出ずらい予報になっています 山の上は寒いのでは?と心配される方もいるかもしれませんがご安心を。

リニューアルに伴い、店内は広くなり暖房も完備してあります 心置きなくソフトクリームを食べてください


さて、今では公文書にも使われるようになった「にかほ高原」ですが、25年前までそんな地名は存在していませんでした

25年前私は小学生でした 父と母に連れられて、姉妹と一緒に初めてここに来た時のことをはっきりと覚えています その頃ここは地名では 「 巾山(ハバヤマ) 」と呼ばれていました 畜産関係者の間では県の第一次酪農建設隊があったこともあって「 一次建 」とも呼ばれていましたが、ほとんど離農して数年経ったあとでした

それまでは隣の隣の町で夏山冬里方式で牛を飼っていました 夏の間だけ山に上げ放牧し、冬が来る前に里に戻し牛舎内で飼うやりかたです 両親はこのやり方を続けていく中で、一年を通じて牛を放して飼いたいと思うようになったと後になって聞きました そしてそれを実現するためにここに来たのです

離農跡地でしたので牛舎も牧草地も荒れていました 牛舎はやれるところは自分たちで作り、出来ないところは大工さんに頼みました 牧草地はもっと酷かった 一見良さそうに見える草地も、掘り起こしてみると大きな石がゴロゴロ 今でも覚えているのは、搾乳だけ終わらせるといなくなる父、その後の作業を母と二人で終わらせる 家に帰り風呂に入ってご飯を食べた後、お茶とおにぎりを持って母と2人で牧草地へ そこには、掘り起こした牧草地の真ん中で、そんなに大きくないパワーショベルで、一心不乱に大きな石を取り除いている父の姿がありました そうやって土地を整備し、種を蒔き、杭を打ち、有刺鉄線を張り 初めて牛を放した時の感動は今でも忘れられないと両親は言います

また、冬の厳しさも特筆すべき経験でした それまでに経験した事のない猛烈な吹雪 その頃、牛舎の構造上、搾乳後必ず牛を外に出さなければいけませんでした 外に出し、寝床を作って干草を置き、牛を入れる頃には牛は吹雪によって雪が付き全身真っ白な雪まみれ 目だけ瞬きをするので雪がつきません 雪の塊に目だけ付いたものが一目散に舎内に入ってくる その雪が解ける すると湯気が発生し、舎内が真っ白になる そんな日はザラでした 今でも牧場の近くでは 「ここの吹雪は南極に吹くブリザードに酷似している」という理由で 南極で使う風力発電機の実験も行われています



そんなある日、突然父が「電話を受けるときは はい、にかほ高原の土田牧場です と言いなさい」と言いました それからというもの、電話を受けるときも、かけるときも、宅急便も郵便物も、全ての土田牧場の前に「にかほ高原」が付くようになりました これが「にかほ高原」の始まりです



今、にかほ高原には土田牧場と「ひばり荘」という市営の休憩施設しかありません

「にかほ高原」が自分たちの物だという考えは全くありませんが、この地で放牧酪農を営み、本物を、美味しいものをお客様に提供してきたという誇りはあります ですが、最近にかほ市にできた複合観光施設で土田牧場の製品を使ってもいないのに「にかほ高原の乳製品」と銘打っているところがあります この25年間を踏みにじられた思いです

父はこの件に関し、「俺は何も言わない」と言っています ただ私は、ここまでの両親の苦労を知っているのでここに書かせてもらいました ここまで読んで下さりありがとうございました