「生まれ変わったら土田牧場の牛にになりたいんだよなぁ」
牧場長の言葉です
土田牧場では安心・安全はもちろん、美味しい牛乳を提供する事にこだわっています
そのために大きく分けて2つの事を努力しています
ひとつは牛が出してくれたミルクの風味や味を人間が壊さないこと。
牛の体を汚さない 生活場所をきれいにする(乾燥させる) 生活場所と搾るところを分けて、ミルクに臭いが移らないようする ミルクが通る管や冷やすタンクを清潔に保つ、臭いの強い洗剤や殺菌剤を使わない 低温殺菌する
もうひとつは牛に美味しいミルクを出してもらうこと
歩く 太陽の光を浴びる 乾いたところで寝る おいしい水を飲む 青い草を腹いっぱい食べる 十分に栄養をとる これだけですが、どれも欠かせません 青い草は冬になかなか手に入らないので、乾草で我慢してもらいます ただし草の刈り取り時期、乾燥具合、草の種類などできるだけいいものを作るように努力します 十分な栄養を取るというのは、時期や草の質によっては腹いっぱい青草を食べても栄養が足りない場合があります それを見極め適切なものを適切な量だけ与える
牛は人間の言葉を話しません でも現場に立って牛のことを想って努力を続けていくと、今満足しているかどうかぐらいは感じ取れるようになってきます
人間が満足するんじゃなくて、牛が満足している 場長の言葉はそれを実践してきたから自然に出てきたんだと思います
牛舎に帰る牛達 |
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